2011年2月6日日曜日

偶然に生き延びる人たちを憂う

僕は、事務所への通勤に、車、スクーター、自転車と使い分けている。
自宅周辺の住宅街から、片側1車線の一般道、片側2-3車線の幹線道路、
色々な道を走る。

最近、車で走っていて、すごく気になるのが、無謀な自転車。
無謀というより、リスクマネジメントの出来ていない人たち。
平気で右側通行をし、無灯火で走り、一時停止をせずに飛び出す輩。
1ヶ月に何度かはヒヤリとすることがある。
もし、彼らをはね飛ばしてしまったりしたら、と思うと、ゾッとする。

僕が子どもの頃、自転車にはじめて乗り始め、一般道に出るようになったとき、
オヤジから相当厳しく交通ルールをたたき込まれた。
学校でも、交通の指導をきっちりと教わったように思う。
子どもが社会に出る、最初のステージが「交通社会」なんだと。

自転車は、とても自由な乗り物。
それを手に入れると、どこへでも行くことが出来る(脚と相談だけど)。
それがどうだ・・・
自由な乗り物じゃなく、勝手な乗り物(乗る人が)になっている!
自由っていうのは、約束事を守るから自由なのであって、
約束事を守らなければ、勝手そのもの。

めんどうくさいオヤジの戯れ言かもしれないけど、おいおいだよ(苦笑)。
少なくとも、右側通行はやめてほしい。無灯火もやめて欲しい。

右側通行だと、対面する車との相対スピードは一気に上がる!
気づいた時には、もう遅い可能性もある。
死にたいならいいのかもしれないけど、殺してしまった方は夢見が悪い。
それに、だいたい右側通行をしているやつは、
自転車ですれ違う時に、歩道側に避ける。これが最悪だ。
自転車で走っているときに、突然車道側に車線変更を余儀なくされるのは、
非常にキケン。なんてったって、後ろに目がないし。

とにかく右側通行をするような奴は、
自分さえ良ければ(助かれば)、他の人間はどうなってもいい(死んでもいい)、
そんな勝手な思考を持っている人たちなんだろうな・・・

あと、無灯火・・・
自分は見えていても、相手からは見えないってことを理解していない。
自分の存在をアピールすれば、それが直接セーフティマージンになるのに・・・
後方ライトも、身を守るためには、絶対に点灯して欲しい。
あなたまかせの反射板じゃ、リスクマネジメントにはならない。
おまわりさんに叱られないために、フロントだけ、ってのはいかがなものか。

とはいえ、おまわりさんの自転車マナーも、この国は最悪だ。
歩道を疾走するおまわりさんを見ることも多いし、並走するおまわりさん、
おまわりさんだって、交通機動隊に取り締まって欲しいね(笑)。
まあ、おまわりさん自転車は、ほとんど整備不良(苦笑)。
まともにタイヤに空気が入っているのを、見たことがない(嗚呼)

ま、交通に関しては、日本という国は、しっかり後進国。


この前、ロンドンに滞在していた時、右側通行をしている自転車は皆無だった。
きっちり車道を走っていく。みんな、ヘルメットをかぶり、反射ベストを着て・・・
車も、自転車を邪魔にすることもなく、狭い道では、自転車の後をゆっくり走る。






あ、一度だけ歩道を走る自転車を見た。
でもね、それが東洋人で・・・ひょっとしたら日本人? ちょっと恥ずかしかった。

日曜の朝、なんだか愚痴でスタートしてしまったけど、今日はいい天気。
ちょっと<タイレル・チビ太>で走りにいってこよう!

みなさんも、いいライディングを!!

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